シャンプーでAGAを治すのはちょっと厳しい
楽天などの通販サイトでシャンプーのカテゴリを見ると育毛シャンプーという商品がいくつも見つかります。
シャンプーは髪や頭皮の汚れを落とすために使いますが、「育毛」と付くと髪にも良さそうなので「最近薄毛が気になるしちょっと試してみようか」という人もいるかもしれません。
しかし、育毛シャンプーを使っても薄毛が改善する見込みはほとんどありません。
育毛シャンプーの役割と薄毛の原因の関係は?
いくつかの育毛シャンプーの宣伝ページを見てみると、うまい宣伝文句が散りばめられていてシャンプーを試せば髪がドンドン生えて来る気がしてきます。
センブリエキスなど天然成分を配合しているシャンプーもあり、いかにも髪や頭皮に良さそうです。
これらのシャンプーにどういった効果があるのかを見てみると、どのシャンプーも次の点をアピールしています。
- 頭皮を清潔にする
- 余分な皮脂を洗い流す
- 頭皮の保湿をする
- 頭皮環境を改善する
- 髪に栄養を補給する
一方、薄毛の原因は何でしょうか?
年とともに薄くなる典型的なAGA(男性型脱毛症)の場合は、男性ホルモンが髪の成長を阻害することが原因です。
つまり、薄毛を改善するためには男性ホルモンの作用を抑える必要があり、頭皮の清潔さや余分の皮脂などははあまり関係ないのです。
育毛シャンプーを使えば頭皮や髪はキレイになりすっきりするでしょうが、男性ホルモンの作用は止められないので薄毛は進行し続けるでしょう。
薄毛を改善したいのなら男性ホルモンの作用に配慮した育毛剤を試すべきです。こちらにAGA向きの育毛剤をまとめています。
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