AGAの治療薬の種類と効果
AGA(男性型脱毛症)は男性に多く見られる脱毛症です。
少しずつ額の生え際が後退してきた、頭頂部のつむじ付近が薄くなってきたという症状が現れたらAGAになっていると言って差支えがありません。
これらは典型的なAGAの症状です。AGAに最も有効な対策はAGA治療薬であるフィナステリドとミノキシジルの使用です。
フィナステリドとミノキシジルの効果
フィナステリドの効果
フィナステリドは日本ではプロペシアという商品名で売られており、錠剤タイプの飲む薬です。
AGAになると男性ホルモンが毛根に作用して髪の成長を阻害するために薄毛になります。
フィナステリドは男性ホルモンが毛根に作用するのを抑える効果があります。そのため薄毛を止める効果があります。
プロペシアも育毛や発毛という言葉を使わずに添付文書で「「男性型脱毛症の進行遅延剤」と記しています。
ただ、男性ホルモンの作用を抑えれば髪は再び自力で生えるようになります。臨床試験ではフィナステリドを3年間服用すると78%の人に頭髪の改善が見られたという結果が得られました。
ミノキシジルの効果
ミノキシジルはリアップという育毛剤に配合されています。フィナステリドと違って頭皮に塗ってケアを行います。
ミノキシジルは毛根にある毛乳頭細胞に働きかけてアデノシンの分泌を促し細胞増殖因子の産出を促すことで育毛を促進します。
ミノキシジルの効果を検証した論文では、ミノキシジルの有効率は25~35%程度だとしています。
併用するのが効果的
フィナステリドは男性ホルモンの抑制、ミノキシジルは細胞の活性化とそれぞれの薬理作用は異なります。
そのため併用することで育毛効果を高めることができます。本格的に育毛対策に取り組みたいのならどちらか一方を選ぶより併用することをおすすめします。
そして両者を効果的に組み合わせるのならAGAクリニックに行くことをおすすめします。
育毛のプロである医師がいるAGAクリニックなら効果的な組み合わせを設定してくれるので育毛の期待度は最大限まで高まります。
手始めは市販の育毛剤でも良い
最近の市販の育毛剤には、男性ホルモンの作用を抑える成分を配合した製品があります。このタイプの育毛剤を最初に試してみるのも良いと思います。
これらの育毛剤はAGAクリニックに比べて費用が安く、ケアが自宅でできるので手間がかかりません。
育毛剤を半年試して効果を感じなければAGAクリニックという流れなら、育毛剤でうまく行けば費用の高いAGAクリニックに行く必要はないので費用を節約できる可能性があります。
こちらにおすすめのAGA向けの育毛剤をまとめているので参考にして下さい。
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